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敷島地区各町社協紹介

更新日:2026年04月08日

敷島地区

昭和町一丁目

昭和町一丁目町社協

メーリングリストを活用した助け合いシステム
~有事の安否確認をピンポイントに~

    情報交換会
    情報交換会の様子/figcaption>

昭和町一丁目は、およそ400世帯が暮らす町です。自治会を支える担い手が非常に少ない状況にあり、自治会長ひとりで町を運営するのは難しい状態にあります。
そのため、老人会長や育成会長を含む4人の副会長が、高齢者、こども、IT、防災の担当として役割を持ち、住民の暮らしを支えるための横の連携を深めることを目指しています。

1. 町社協立ち上げのきっかけ

昭和町一丁目は、自治会副会長を4名おり、それぞれ「高齢者担当(老人会長)」「こども担当(育成会長)」「IT担当」「防災担当」と役割があります。
この流れから、町内各種団体との連携を一層深め、住民の暮らしを支えるための活動を検討していくことを目的に発足しました。

「IT担当の副会長」が中心となりメーリングリストの取り組みを進めており、これは年額約1万円のシステムサービスを基盤としています。
主な活用目的は、災害や不審者情報、おくやみなどの緊急性の高い情報を、回覧板よりも速やかに町内約400世帯に届けることにあります。

2. 現在の主な活動

従来の回覧板や電話連絡網が緊急時の情報伝達において遅滞しがちであったことから、迅速かつ効率的に対応するため「メール配信システム」を開始しました。
また、訪問による見守り活動に、メール配信による見守りを追加することで、町全体の体制を強化しています。

年間行事としても、5月の自主防災会、9月の秋まつり、10月のハロウィンイベント、12月の一人暮らし高齢者食事会やこどもクリスマス会など、多世代が交流する機会を設けています。

安否確認機能の活用

メールには安否確認の特定機能があります。メールに対し、住民が「元気です」「怪我をしました」などの状況を返信すると、管理者は誰がメールを開封したか、そして発信者がどこにいるかを地図上で把握できます。 これにより、災害発生時に被災者の正確な居場所が特定でき、必要に応じてピンポイントで支援に行くことができます。

3年が経過し、約150人の登録があります。段階的な普及を目指し、開始から2~3割のシステム登録を促進するため、町社協は展に不可欠な存在となっています。

    安否確認結果の地図表示イメージ
    安否確認結果の地図表示イメージ

3. 活動を通して感じている思い

メール配信を開始したことで、今までスマホやパソコンを操作する機会の少なかった高齢者の方々が、実際に操作してみようと思う「きっかけづくり」ができたと感じています。

また、使用方法の説明を行うことで多くの住民との接点が生まれ、顔の見える関係づくりも同時に推進できていると実感しています。
メールだけでなく、「横のつながり」こそが、このシステムを有効活用するための最も大切な基盤であると考えています。

    スマホ講習会
    秋祭りでのスマホ講習会の様子

4. 町社協を立ち上げて良かったこと

回覧板では、住民全体に情報が行き渡るまで時間がかかりますが、メール配信を始めたことで、情報伝達のスピードが格段に上がりました。
特に、行方不明者や強盗の情報、おくやみなど、緊急性の高い情報も速やかに伝達できるようになったことは良かったと感じています。

活動のポイント Q&A

登録者が増えない住民に対し、どのように情報共有や災害時の安否確認を行う計画であるか。
A. 5年後を見据えデジタル化を進めるが、隣人同士の付き合いを濃厚にし、未登録者の安否確認を「周囲の住民が代行する体制」を目指しています。
情報伝達の手段として、広く普及しているLINEではなく、メール配信を選んだのはなぜか。
A. LINEは頻繁に配信すると課金が発生し費用負担が増すためです。また、ガラケー使用者も対象に含めるため、汎用性の高いメールを選択しました。
メール配信システムを導入するにあたり、初期投資や年間のランニングコストはどれくらいかかるのか。
A. 初期投資は無く、年間のサービス利用料は約1万円です。費用は自治会費から捻出し、経済的な負担は少ないのが特徴です。

5. 今後の展望

今後、メール配信・安否確認の仕組みを活用し、地域の見守り活動に役立てていくことを検討しています。
困りごとの把握や解決に活用することで、町全体で解決する体制をつくっていきたいと考えています。
自治会活動全体を活性化し、住民のつながりを深めることが、システムの長期的な運用と町の健全な発展につながります。

6. 昭和町一丁目町社協情報

平和町二丁目

当たり前の暮らしが続けられる地域を!
支え合い活動「あしすとのわ」

    ボランティアによる庭木の剪定・除草作業の様子
    (住民同士の顔が見える関係づくり)

前橋市北西部、臨江閣の北側に位置し、市立前橋第三中学校を南側からコの字に取り囲む平和町二丁目。
235世帯、465名の比較的小規模な町であり、その規模ゆえに住民間の横の繋がりが割とできている状況にあります。
町社協開始以前より各種団体間の連携が深く、顔の見える関係づくりが進められています。

1. 町社協立ち上げのきっかけ

平和町二丁目は、町社協開始前から、サロンや見守り活動を通じた町内各種団体の連携が深く、元々町社協のような体制ができていました。

そのため、今まで取り組んできた基盤を活かし、自然な流れで町社協が発足しました。
「頼みやすく、参加しやすいボランティアの場を!」を合言葉に、長年取り組んでいるサロンや見守り活動を基盤として、2023年から支え合い活動をスタートさせています。

2. 現在の主な活動

「あしすとのわ」という名称には、「少しの後押し(アシスト)で、当たり前の暮らしが続けられる地域に」という思いが込められています。
日常の「ちょっと困った」を支援するために、シニア相談窓口を設け、庭の剪定や電話機の取り外しなどを実施してきました。

    こども向けのかるた大会の様子
    (多世代交流のイベント)

3. 活動を通して感じている思い

「あしすとのわ」の活動の根幹には、2021年から3年間にわたり実施したコロナワクチン予約会の経験があります。自治会役員や自営業者など所属の枠を超え、延べ550名を支援しました。

「できる人が、できる時間に協力する」
「無理しない支援の形を構築」

この純粋なボランティアの形が確立されました。「少しの支援が誰かの役に立つこと」を実感するとともに、横のつながりの大切さを強く感じました。この思いを胸に、現在も「あしすとのわ」は一丸となって支え合い活動に取り組めています。

当初は庭木の伐採など大きな困りごとにも対応しましたが、現在は「木の枝を切る」といった、暮らしの中の「小さな困りごと」への支援に焦点を絞り、大規模な依頼には良心的な専門業者を紹介するなど、活動を続けています。

4. 町社協を立ち上げて良かったこと

大きな成果として、自治会や育成会のOBなど、役職に関係なく一人の住民ボランティアとして参加できる受け皿ができたことが挙げられます。
町社協は全員が同じ立場で、上下関係をなくし、遠慮なく活動しやすい場となっています。
また、各種団体との連携がより密になったことで、町内が一層活発になりました。

    ふれあいサロンでのボッチャ体験・お茶のみ会
    (ボッチャ、健康講話など内容は様々)

コロナ禍には休止していた育成会と青年部を「こども盛年部」として再編し、上毛かるた大会や餅つき大会を充実させたり、新たにeスポーツ交流会を導入するなど、活動の輪を広げています。

活動のポイント Q&A

Q.役職を超えた多様な住民が協力する「あしすとのわ」の運営は、どのように維持されているのか。
A. 事務局は存在するが、活動は全員が同じ立場で「やれる人が、やれる時に、できること」を提供する純粋なボランティア体制である。上下関係をなくし、参加への心理的障壁を下げることに注力している。
支え合い活動の継続的なモチベーション維持や、提供者への報酬についてどのように考えているのか。
A. 現在は、完全無償ボランティアだが、将来的に市が検討中のボランティアポイント制度の導入を理想としている。依頼者から金銭的な報酬は受け取らない方針である。
「あしすとのわ」が他の町に比べ、円滑に活動できている理由、成功の秘訣はどこにあると考えるか。
A. サロン等での交流により、支援者と依頼者がお互いの顔が見える関係を築いている。この信頼関係が活動の依頼と参加を円滑にしている。

5. 今後の展望

今後は、住民が「ちょっと困った」と感じたときに相談しやすい環境をさらに整えていきます。「あしすとのわ」チームとして、住みよい町を目指す事業を検討していきます。

また、各種団体と連携して町内行事をより充実させることで、住民が世代を越えてつながる場を提供していきます。広報誌ニュースレターなどで活動者を増やしていき、住民一人ひとりが役割をもち、笑顔と安心があふれる町づくりを目指します。

6. 平和町二丁目町社協情報

お問い合わせ
地域福祉課 地域福祉係
  • 前橋市日吉町2-17-10
    K'BIXまえばし福祉会館3階
  • 電話:027-237-1142
  • ファックス:027-219-0337
  • 営業時間:月曜日から金曜日の8時30分~17時15分(祝祭日および12月29日~1月3日を除く)